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【動画】ふたご座流星群の夜 [社会]

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毎年12月14日ごろに見られるふたご座流星群は、1月のしぶんぎ座流星群、8月のペルセウス座流星群と並ぶ三大流星群のひとつだ。
小惑星ファエトンの通り道を毎年この時期に地球が通過し、そこに残されていたちりが地球の大気にとびこんで、上空100km前後で発光して見える。

ふたご座流星群の母天体は長らく謎であったが、1983年に、NASAが打ち上げた赤外線天文衛星IRASによって、ふたご座流星群に酷似した軌道を持つ小惑星・(3200)ファエトンが発見され、現在ではこれが母天体とされている。

すなわちファエトンはかつては彗星であったが、ガスやチリなどの揮発成分を放出しつくしてしまった天体で、以前に放出したチリが地球の軌道と交差する軌道を巡っておりふたご座流星群となっているということである。

ファエトンが太陽の周囲を公転する周期はわずか1.43年であり、現在知られている中で最も周期が短いエンケ彗星の半分以下である。

また、ファエトンはかなり歪んだ楕円軌道を持ち、太陽に最も近づいたときは水星の軌道よりも遥かに内側に入り込む。

このため、頻繁に強い太陽光を受け、揮発成分が無くなってしまったと思われる。

明らかに活動している流星群で、母天体が小惑星であると分かっているのは、2005年現在ではふたご座流星群だけである。

今年の活動のピークは14日14時ごろと予想されているので、13日から14日にかけて、14日から15日にかけての二夜が見ごろだ。

流れ星の中心となるふたご座は、木星をともなって宵のころに現れる。

未明まで月明かりがあり条件はあまりよくないが、その反対の方向を中心に、空を広く見わたしてみよう。

防寒の準備を万全に。

上記コンテンツはフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から引用しました。


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